中心市街地の活性化意見交換会を開催

最終更新:2014年6月1日

通二丁目地域及び周辺市街地の振興を図るため、(一財)通二丁目奉公会内に「中心市街地活性化検討協議会」を設置するとともに、足利工業大学に「地域に有効なまちづくりに関する調査研究」を委託したところですが、その調査研究の第一歩として、通二丁目在住の皆様の地域の活性化についてのご意見をお聞きするため、通二丁目自治会、通二丁目東商業会と共催で活性化に関する「意見交換会」を八雲会館で開催し、42名の方々が活性化について、熱い思いを活発に展開していただきました。

意見交換会は、冒頭、小沼洸一郎(一財)通二町奉公会理事長が主催者を代表してあいさつし、続いて中心市街地活性化検討協議会委員の紹介の後、足利工業大学蟹江副好弘副学長が『足利のまちづくりに活かす地域資源』と題し、「もの」、「ひと」、「こと」をキーワードとした地域資源を活用した活性化の成功事例などを講演し、引き続いて意見交換に入りました。


意見交換では、


「全国各地で活性化施策が展開されているが、成功例ではなく失敗例が大事。失敗例の情報を提供してほしい。」


「東京から生まれ故郷の足利に戻ったが、足利くらい住みやすく素晴らしい街はない。駄目だからまち興しをするのではなく、足利の良いところを伸ばすことを行うほうが良い。」


「旧国道50号が拡幅されたことにより商店街が南北に分断され、消費者は徒歩で道路を横断できず、人の流れが一歩通行になってしまい、消費者にとって不便な商店街になってしまった。」


「以前は足利学校は無料で自由に入れて緑陰図書館などは市民に親しまれた。市民の親しまれた足利学校を有料にして市民にクローズするのか。足利学校を市民のために活用できないか。」


「今回初めて顔を合わせる人もいる。こういった意見を交換する機会が今回で最後ではもったいないので今後も回を重ねてほしい。」


などなど、活発なご意見をいただきました。当奉公会では、活性化検討協議会での議論はもちろん、足利工業大学と連携しながら、住民の皆様のご意見も随時お聞きし、目指すまちづくりに有効な具体案を検討してまいります。

 

皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。

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