事業内容


「財団法人通2丁目奉公会」は、昭和14年9月11日、地元の住民81名が資金を出して通二丁目住民の啓発福祉の増進を図るため、祭典・慈善・警備その他公益に関する経費の助成等を行うことを目的として設立された財団法人です。

「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律」にもとづいて、平成25年3月22日、栃木県知事から一般財団法人への移行認可が認められ、平成25年4月1日、「一般財団法人通二丁目奉公会」として新たに出発しました。

 

2 新法人の役員


法人の役員は、以下のとおりです。(令和6年6月現在)
理事長 小沼洸一郎 弁護士
理事  鈴木誠二 通二丁目自治会長
理事  早川慶治郎 足利観光協会会長
ほかに、評議員5名、監事1名が役員、事務員として事務局長1名がおります。

 

3 法人の事業


(1)法人は、足利市の中心市街地である足利市通二丁目、及び隣接市街地の振興のため、通二丁目地域内の施設の拡充、商業活動の支援、及びまちづくり活動の推進、並びに通二丁目の住民の福祉の増進を図り、地域社会の健全な発展に寄与することを目的としております(定款3条)。


(2)法人は、この目的を達成するため、次の事業を行ないます。
 事業は、新たな「公益目的事業」として以下の公1、公2、従来から行ってきた「継続事業」とに分けられます。


 1.公1、新たな公益目的事業として 足利市の中心市街地である通二丁目及び隣  接市街地の地域振興のためのまちづくりを促進する事業


①まちづくり全般を推進する事業


イ 法人と足利工業大学が協働してまちづくりに関する調査・研究をともに実施する事業


 通二丁目の県道北部周辺市街地(通二丁目、井草町、大門通、家富町)は、土地区画整理事業の施行区域となっており、また、渡良瀬川の中橋の老朽化に伴う橋の架替問題に関連して、中橋から通二丁目市街地に通じる中橋通りに跨線橋の設置事業が進行中です。

 法人は、足利市の中心市街地である通二丁目周辺市街地について、どのような市街地整備を行なうことが足利市の経済、商業活動の活性化に効果的であるか、法人内に「中心市街地活性化検討協議会」を設置し、法人が中心となって、地元関係者はじめまちづくり推進団体とともに、効果的なまちづくりの実現に繋げる事業を実施することになりました。また、この調査・研究の結果については、法人のホームページや関連団体のホームページ等において公開、周知を図ることにしております。

 この事業は、平成25年度から5年をかけて行うことにし、専門的な事項については足利工業大学に調査、研究を委託し、法人が中心となって、その調査結果を集約し、公開し、周知を図ります。


■ まちづくりを推進する各種インフラ整備を支援する事業


・まちづくりを推進するためのインフラ整備の取組みを行っている団体に対して、法人が財政的な支援(助成)を行う事業を実施します。


 当該支援を行う団体は、法人が目指す隣接地域と連携した総合的なまちづくり事業の核となる観光事業等を中心となって実施する足利市観光協会、調査、研究を行う足利工業大学をはじめとする街づくりの推進団体とします。
 当該支援を受けようとする団体は、具体的な計画、及び事業に要する予算を法人に示し、法人の外部委員を加えた「選考委員会」において法人の事業との整合性を考慮しながら審査を行い、まちづくり推進に有効な事業であると認めた事業について助成を行います。


・「足利市観光協会」は、「足利観光誘客戦略会議」において、足利学校・鑁阿寺を中心とした観光エリアにおける足利学校の魅力向上、足利学校・鑁阿寺の宝物展示、鑁阿寺の整備等の事業を目指しておりますが、その事業には、通二丁目地内に駐車場用地を確保することが必要不可決です。これら足利市観光協会をはじめとするまちづくりを推進する団体から、この駐車場用地を取得するための資金の助成申請が行われた場合には、前記の「選考委員会」の審査を経て、まちづくりの推進に有効な事業であると認めたものについて助成を行うことにしております。


② 安全なまちづくりのために街路灯及び防犯灯を設置する事業


足利学校、鑁阿寺の歴史遺産を核としたまちづくりを推進する上で、市街地の防犯は欠かせないものです。通二丁目、及び隣接市街地の防犯のため街路灯、及び防犯灯の設置が十分でない地域に街路灯、及び防犯灯を設置して、市街地内の防犯対策を行ないます。平成26年中に設置を予定しております。


 2.公2 奉公会館建設、及び貸与事業


法人は、通二丁目地内の地域の振興、住民の福祉の増進等を図ることを目的として設立された経緯から、通二丁目地内に「通二丁目奉公会館」を建設し、法人、及び通二丁目自治会活動、地元商業会の活動拠点とし、また地域住民が憩える施設として利用できるようにし、地域社会の福祉の増進を図ることにしております。


(3)次に継続的事業として


①通二丁目地域内の住民の福祉の増進及び地域振興を促進する事業


今後24年間にわたって継続して以下の事業を行っていきます。


 ●高齢者を対象とした研修・親睦旅行の実施


法人は、高齢者の健康の増進、研修、親睦を図るため、平成25年以降、65歳の高齢者を対象とした「奉公会旅行」を行っていきます。この「奉公会旅行」は、高齢者の福祉の増進に寄与するものとして長年行われてきており、地域の福祉の増進に寄与してきた高齢者と、通二丁目自治会の役員との経験交流を図る事業として行われてきましたが、これからも継続して行っていきます。


 ●コミュニティ活動の推進


通二丁目地域内の子供から高齢者までのさまざまな住民を対象として、世代間の交流を促進するため、夏祭りなどの育成会活動、多世代参加型の親睦旅行などを実施し、地域社会の福祉の増進を図る事業を行ないます。


「奉公会旅行」と合わせて地域住民の福祉の増進を図るため、「懐かしの歌の承継」などの音楽鑑賞会や、「昔の遊びの承継会」などのイベントを企画しております。多数の皆様のご参加を期待しております。
平成25年度は、8月6日に足利市立美術館前広場において、「第1回まちなか夏祭り」を行います。詳細は、法人事務所にお問い合わせください。


 ●通二丁目自治会・商店街が行う各種地域振興を促進するための活動に対する助成。


従来から行ってきた地元商店街の七夕祭り、花火大会などのイベントに対する助成を行ないます。


 ●地域の氏神である「八雲神社」が毎年実施する夏祭りを支援し、伝統的な祭典を若い世代に伝えていくための助成を行ないます。

以上

 

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